『意外な事実』魅せる背景を描くには2つのアレの動きを意識すべきだった!?
こんにちは、kokiです。
あなたは、背景の構図を決めている時に
「何かしっくりこないな・・・」
「どうやったらいい構図になるの?」
と構図の段階で結構悩んだり、
線画や色塗りの段階の途中で何故か
モヤモヤする事は無いでしょうか?
私も、構図を全く気にしていなかった時は
よくモヤモヤした気持ちで
描き続けていました。
それは、構図という物に意識を
向けていなかったからです。
今もそんなに上手に構図が
決められる訳ではないのですが、
最初の頃に比べればまだ
観れる構図を取れるようになりました。
でも、難しいですよね。
構図にも色々あるのですが、今回のこの記事
ではその中の1つを紹介したいと思います。
構図は結構大事で、じっくり観ると
あまり魅力的じゃないイラストでも
構図がしっかり計算されているだけで
かなり見栄えがよく見えます。
ですので、今回の記事を読んで
是非構図にも気を配って見て下さい。
では、今回ここであなたに紹介するのは
あなたの絵を飽きさせない方法
を紹介したいと思います。
あなたがこの記事を読んで
内容を理解し、実際に行動に移す事が
できれば、
上手いとか下手とかは関係なく、周りの人が
あなたの描いた背景が気になって、
思わずクリックしてしまうでしょう。
そして、クリックしてしまえばその人は
あなたのイラストをじっくり
見入ってしまいます。
その人はあなたのイラストが気に入って
お気に入りに登録して、何度となく
あなたのイラストを見てしまうくらいに
あなたのイラストが好きになるでしょう。
あなたにファンが出来るんです。
やっぱり、ファンがいてくれるというのは
嬉しいですよね?
是非、この記事で読んだ方法を試してみて
あなたの背景イラストのファンをどんどん
増やしていきましょう!
しかし、あなたがこの記事を見落としたり、
行動に移す事をしなければ
「いいイラストなのに誰も見てくれない」
「丁寧に描いたのに誰も評価してくれない」
と、全力を注ぎ込んで描いたにも関わらず
誰にも評価されず、モチベーションが
だんだん下がってしまい自分の力に自信が
持てなくなってしまうでしょう。
そして、あなたより実力は無いにも関わらず、
イラストを「見せる」テクニックが上手い人に
どんどん抜かれて、あなたは周りの人にどんどん
評価を奪われてしまうでしょう。
ですので、この記事を読んで少しでもあなたの
イラストの魅力を上げて、少しでもあなたの
ファンを増やしていきましょう。
では、イラストを飽きさせない方法とは・・・
それは何なのか・・・
観る人の目をコントロールするテク
~視線誘導~
そう、今回この記事であなたにお伝えするのは
視線誘導というものです。
視線誘導は、人の「目の習性」を上手く利用した
方法です。
今回は、その中の一つである「疎密」を
お伝えします。
密度によって人の目を誘導する
~疎密~
では、試してみましょう。
「疎」~描く部分が少な目~
下の図を見て下さい。
どうでしょうか?
あなたは図の中で、まず何処に目が
いきましたか?
きっと、左上の開いた空間に目が
いったのではないでしょうか?
これは全体の調子を見た時に左上の
部分だけが周りに比べて密度が少ないからです。
このように、密度が少ない方向に
目を誘導するのが「疎」です。
「密」~描く部分が多目~
では、次の図を見てみましょう。
今度はどうでしょうか?
次は図の中で、まず何処に目が
いきましたか?
きっと右下の方に
目がいったのではないでしょうか?
今度は全体の調子を見た時に右下の部分だけが
周りに比べて密度が多いからです。
このように、密度が多い方向に
目を誘導するのが「密」です。
このように、イラストの中で
「疎」と「密」の部分を意識して描くと
観る人の「目」をコントロールする事が
できるのです。
例えば、あなたがスーパーなどに
買い物にいった時、下のような場面を
時々見かけた事がないでしょうか?
このように、買おうと思ってた物が全て
無くなってしまい、そこだけが空っぽに
なってたなんて事ありませんか?
こういった場面を離れた所から見ると、
周りに比べて空っぽの所だけが
凄く目立ちますよね?
これは「疎密」でいう「疎」という要素が
目に働きかけているんです。
逆に、深夜などにお惣菜コーナーなどに行くと
周りは既に何も無くなって、1品だけポツンと
お惣菜が残っている時がありますよね?
これは、「疎密」でいう「密」という要素が
目に働きかけているからです。
この要素を上手くあなたのイラストに
とり込めば、あなたは観る人の目を上手く
コントロールする事ができるんです。
では、イラストではどのように取り入れるのか
無の空間を上手く利用する
「無」というのは過剰な発言ですが、要は
あまり書き込まなくてもいい空間を上手く
意識して利用していくという事です。
では、イラストを交えてみていきましょう。
右下の密集した町→右上の雲→左上の開けた
青空→下の離れた島から海→そしてまた町へ、
と半時計周りに目が動きませんでしたか?
このイラストがもし、爽快な青空と雲と
海だけだったらどうでしょうか?
キレイでも目があまり動かないのでは
ないでしょうか?
つまり興味がなくなってしまうんです。
例え上手く描けても飽きてしまって
惹きつけられないのです。
1・まず「疎」の中に「密」となる部分を
描く所を決めます。今回のイラストなら右下の
密集した町ですね。目が始めに来る
スタート地点です。
2・そして広大な青空に誘導する為に右上
の方に寄せた雲を描きます。この時左上は
青空の空間を開けて置きましょう。
そうすることで「疎」の働きで目が左に
移行します。
3・そこから下の海に目を移行させる為に
架け橋となる離れ島を描き海の方へ導きます。
4・海まで行けば今度は「密」の働きで始まり
の密集した町へと目が移行します。
5・こうやって反時計回りに目が動き、観る人の
目をじっくり惹き付ける事が出来るんです。
上記のイラストでは全体的にかなり
描き込んでいますが、左上の方の開けた部分の
方へと目が誘導されませんでしたか?
これは「疎」の効果が効いているからです。
ポイントとしては、「疎」も「密」も描く部分は
全体の割合に対して少な目に描きましょう。
1枚目のイラストだと密集した町は空に比べて
少なめですよね?
2枚目のイラストだと開けた部分は
全体の描き込んでいる部分よりも
極めて小範囲ですよね?
ここを意識してあなたのイラストに
「疎密」を取り入れましょう。
あなたを底上げする1UPレッスン!!
さあ、あなたを今の状況から
1UPする為にすぐに行動しましょう。
今回あなたにしてほしいのは
「国旗」を見てみましょう。
国の国旗をスマホやパソコンでもいいので
検索してみて見て下さい。全部の国旗に「疎密」
があるわけではありませんがベトナムや中国など
無地にオブジェクトが一つあるだけで
そこに目が動くというのを
自分で体感してみてください。
要は「目が自然に誘導される」というのを確認
してみてください。
あなたがこの「目を動かされる」という事を
イラストに活かす事ができれば、現状が上手く
なくても少しでも観る人に興味を持ってもらえる
イラストを描けるようになるでしょう。
少しでも早くレベルアップしたいのであれば
行動しましょう!
それでは、今回はこれで失礼します。
今回の記事で感想などがあれば、
コメントなどをどんどん書いていただければ
と思います。
あなたと会話が出来ることを楽しみにしています。