「これだけは、忘れないで下さい、模倣に意味はありません。」
こんにちは、kokiです。
あなたは絵の技術を上げる為に、
「模写」という事をした事がありますか?
「この絵、上手いな。真似してみよう」
「この雰囲気好きだ。なぞってみよう」
と、現在の画力に納得できず、とりあえず
画力アップの一環として模写をした事が
ありませんか?
私も、始めはデジタルが全く使えなかった頃、
アナログ面でなんとか画力を伸ばそうと
思って模写をした事がありました。
でも、途中でやめました。
なぜかというと一向に画力が上がらなかった
からです。なんとなく線がキレイに描けたり
手本に近いテイストが描けたりはしましたが。
では、模写に意味はないのか・・・
そう、今回ここであなたにお伝えするのは
「やってはいけない画力向上手段」
を紹介したいと思います。
あなたがこの記事を読んで
内容を理解し、実際に行動に移す事が
できれば、
画力向上の為に模写を行っても、
本当の意味で画力がアップして自分の
イラストにちゃんと反映され、魅力的な
イラストが描けるようになるでしょう。
手本にしていたイラストに一歩近づく事が
できて、気持ち的にも余裕が出来て、
ストレスなくイラストという物を心から
楽しむことが出来るでしょう。
心から楽しんで描いたイラストは自然と
魅力的なイラストになります。
嬉しい時、笑顔になるのと同じで自然と
形として出るものです。
そして、そのイラストは自分だけでなく
周りの人さえも幸せにしてしまうような
イラストでしょう。
逆に、あなたがこの記事を見落としたり、
行動に移す事をしなければ
「模写ではうまくいったのに・・・」
「なんで自分で描くとこんな事になるの・・・」
と、模写の段階ではかなり上達しているように
思えていたのに、オリジナルで描こうとする
と途端にガクッと画力が落ちてしまうでしょう。
そして、「なんで?」の繰り返しでいつまで
たっても同じ立ち位置で足踏み状態で結局、
ペンを投げることになるでしょう。
その「なんで?」が長ければ長いほど
あなたの時間の大半が無駄に終わって
しまい、あなたは疲れ果てていつしかイラスト
が憎しみの対象になってしまうかもしれません。
ですので、是非この記事を読んで
本当の意味で画力向上するために「模写」
という物をちゃんと理解してください。
では、そもそも「模写」とは・・・
画力アップの為の1手段
~模写~
模写とは他者の作品を忠実に再現し、あるいは
その作風を写し取ることでその作者の意図を
体感・理解する為の手段、方法の事です。
そう、模写とは忠実に再現し、作風を写し取る
過程で「イラストレーターの意図を体感・理解する」
為の手段なんです。模写を通じて、どのように
表現し、どのような技術を使っているのかというのを
学ぶ所に本当の意味があるんです。
模写=そっくりそのまま真似するだけ
これでは、意味がありません。
ただ真似て描いているだけでは技術は
上がりません。それだけでは真似が上手く
なるだけです。
私も、最初はこの意図がわからず描いていたが
為に模写に捧げた時間が全て水の泡と
化しました。そして、本当の意図を理解しない
まま終わって、後で意味を調べてようやく本来
の意図に気付いたんです。
結構同じ思いをした人もいたようです。
何度もいいますが、真似るだけでは
意味がありません。
では、どうすればいいのか・・・
頭を使って考えながら描く
上記に書きましたが、模写は描き写す
過程でイラストレーターがなぜこのような
表現をしたのか・どんな技術を使用して
いるのかというのを考えながら描かなければ
なりません。ですので、描き写す途中で一つ
一つ気になったら手を止めて「なぜ?」
というのを考えてください。
そこにあなたが今、描く上で足りていない物が
存在します。そして、その足りていない技術が
身につけばあなたは一歩前進しているはずです。
模写=技術の探索
こう思って頂いてもいいです。
是非、模写をするならそのイラストレーター
から1つでも多く技術を学びましょう。
あなたを底上げする1UPレッスン!!
さあ、あなたを今の状況から
1UPする為にすぐに行動しましょう。
今回あなたにしてほしいのは
「手本としたい人の絵を観て、なぜこんな
表現をしたのか・どんな技術を使っている
のか」を絵を観て頭で考えてください。
こうして、絵を観て「考える」癖をつける
事であなたは他者の絵から技術を掴む事が
容易にできるようになるでしょう。
少しでも早くレベルアップしたいのであれば
行動しましょう!
それでは、今回はこれで失礼します。
今回の記事で感想などがあれば、
コメントなどをどんどん書いていただければ
と思います。
あなたと会話が出来ることを楽しみにしています。