「丸くないんです。茶色くないんです・・・」

 

こんにちは、kokiです。

 

あなたは風景ではかなりの頻度で出てくる

「木」を上手く描けていますか?

 

 

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「なんか偽物っぽいな・・・」

「なんか自然に見えないな・・・」

「なんで上手く描けないんだろ・・・」

 

 

とイライラしながら描いていませんか?

 

 

私自身、今でも自然物というのは結構

苦手なのですが、最初の頃に比べて

見れるものになってきました。

 

 

ですので、昔の私と同じイライラを

抱えているあなたの悩みを少しでも解消

できるように今回はあなたにお伝えするのは

 

 

「『木』らしい木の描き方」

 

 

を紹介したいと思います。

 

 

あなたがこの記事を読んで

内容を理解し、実際に行動に移す事が

できれば、

 

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今まで描いていた、違和感ある木から

自然に見える木を描けるでしょう。

つまりイラストとして調和のとれた完成度

の高いイラストが描くことが出来ます。

 

 

完成度の高いイラストが描けるという事は

あなたのイラストを見る人も自然と増えて

来るでしょう。

 

ですので今回お伝えする描き方で、是非

今よりも完成度の高い「木」を描けるように

なって下さい。

 

 

逆に、あなたがこの記事を見落としたり、

行動に移す事をしなければ

 

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「何で描けないの!!」

「どうやって描いてるかわからない・・」

 

 

と、不自然な木を描き続け自暴自棄になって

ペンを投げてしまうでしょう。

 

完成しても、木に違和感がでてしまい

調和がとれていない不細工なイラストに

なってしまうでしょう。

 

 

そして、完成度が低いが為に誰も

見てくれないイラストがどんどん

増えていくでしょう。

 

 

ですので、是非この記事に

目を通して今よりも「木」を上手く

描けるようになって下さい。

 

 

では、まずなぜ木が不自然に見えるのか

をお伝えします。

 

 

まず、木を描き始めてよくありがちなのが

 

1・葉の部分の形がランダムになっていない

2・頭の中に「木は茶色」という固定概念

が根付いている

3・凸凹感が出ていない

 

 

などこういった理由が挙げられます。

 

 

まず、1ですが人の手が加わっていない

限り(剪定など)葉は色々な方向に伸びた

枝に付くので自然と葉の固まりもランダムに

なります。

 

2ですが、案外イラストに関わらない人だと

木=茶色というイメージを

持っているようですが実はじっくり見ると

違います。

 

全体的に、幹は灰色に近い色をしています。

 

 

3ですが、葉を一つの球体のように

描いてしまい、凸凹感がでていない木を

描いてしまいがちです。

 

実際は、小さい球体が沢山集まってる

ようなイメージで描いた方が木らしく

みえます。

 

 

以上のことが始めての方がよくやりがち

な間違いです。

私自身、よくやってました。

 

 

では、実際に木のメイキングをしていきます。

 

 

 

「木」のメイキング

 

 

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まず、これが完成です。

レイヤーの構造は「後ろの葉・幹・前の葉・影

・草」の5構成になっています。

 

 

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こちらが失敗例です。木のシルエットが

丸くなっていて不自然に見えますよね。

見比べると上の方がランダム感が出ていて

より自然に見えますよね。

 

では早速メイキングに移ります。

 

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1・まず、葉に似せたブラシを選択します。

(これはオリジナルブラシです)

特にここはオリジナルでなくても既存の

 

「はね」・「チョーク」といったブラシでも

いいと思います。

 

 

 

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2・後ろ側の葉の塊を描きます。

ここで注意したいのがシルエットを

ランダムにすることです。

 

ここで、ランダム間を出さないと

結局丸っぽくなったりして不自然な

木が出来上がってしまいます。

 

 

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3・次に幹です。先ほど言った様に

幹の色は灰色に近い色を選びましょう。

茶色はNGです。

 

 

木の幹の形は「筆圧ありハード円ブラシ」

を使用すると描きやすいです。

 

 

幹の上の部分は葉が被さるので暗い

色をのせましょう。

 

 

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幹の描き方です。

幹は縦方向に線を沢山入れる感じ

で描きましょう。

 

ここでは幹と同じ「筆圧ありハード円ブラシ」

を使用しています。ブラシサイズを小さく

しています。そして、不透明度を50%に

落としています。

 

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筆圧「なし」より「あり」の方が

ブラシの抜けがよくて自然に見えます。

 

 

4・

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前の葉を描きます。左上を光源と

設定しているので左上にハイライトが

入っています。

 

ここで葉を描く時、全部同じ調子で

描くとのっぺりとした木になるので

凸凹しているのを意識して葉を描きましょう。

 

 

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5・影を描く。この影はブラシは

何でもいいので点を打つように描いた後、

メニューバーの中にある「フィルター」の

中の「ぼかし(ガウス)」で

 

ハッキリした影をボカします。

 

 

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6・木の幹と地面の接地面を隠す為に

手前に草を足します。

見えにくいですが赤丸の中に草を足して

います。

 

 

 

これら全てのレイヤーを組み合わせると

 

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こうなります。

以上が木の描き方でした。

 

これでマルっとした不自然な木から

自然な木になるのでリアルなイラスト

にも馴染みます。

 

上記の描き方を覚えて是非今よりも

自然な木を描けるようにしましょう。

 

 

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あなたを底上げする1UPレッスン!!

 

さあ、あなたを今の状況から

1UPする為にすぐに行動しましょう。

 

 

今回あなたにしてほしいのは

「木の観察」です。画像でも結構です。

特に葉のランダム感と幹の色を

注意深く観察してください。

 

木の観察が出来たら、今度木を描く

時は注意深く観察した所を注意して描いて

みましょう。

 

 

少しでも早くレベルアップしたいのであれば

行動しましょう!

 

 

それでは、今回はこれで失礼します。

 

 

今回の記事で感想などがあれば、

コメントなどをどんどん書いていただければ

と思います。

 

 

あなたと会話が出来ることを楽しみにしています。