「あ、景色が変わった」
こんにちは、kokiです。
あなたは、背景を描き終わった際
「目線の高さが少し違うな・・・」
「描いたイラストに合う目線の高さは?」
と、完成した背景をパッと見た時に
どの目の高さから見たらいい感じになる
のか悩んだことはありませんか?
私も、最初の頃も現在でも、描いた後に
よく考え悩むのがあります。
では、こういった時どうすればいいのか・・・
そう、今回ここであなたにお伝えするのは
「アイレベルによって変わる景色」
を紹介したいと思います。
あなたがこの記事を読んで
内容を理解し、実際に行動に移すことが
できれば、
たった一本の線(地平線)を何処に
設定するか決めるだけで、同じイラスト
でも色々な演出ができ、演出に幅を広げる
事が出来ます。
位置をずらすだけで見方が変わり、普通の
イラストを魅力的なイラストに変える事が
できるんです。
逆に、あなたがこの記事を見落としたり、
行動に移す事をしなければ
「完成したけどいまいち構図が・・・」
「仕方ないけど1からやり直すか・・・」
と少し地平線をずらすだけで見方が
ガラッと変わる事を知らないが為に
1から書き直し、遠回りする羽目になったり、
中途半端なままイラストを上げる事になります。
ですので、必ず今回の技術を身につけてください。
この技術を覚えれば、あなたの描く上での
引き出しが増え、周りの目を惹き付ける
イラストを描く第一歩を踏み出せるでしょう。
では、早速アイレベルの説明に入ります。
そもそも、アイレベルとは何なのか・・・
アイレベルとは観測者の目線の高さです。
この観測者というのはイラストの中にいる
人の目線ではなく、その人も背景も観測して
いる人(つまりあなた)の事です。
下の図で、確認してみましょう。
これは、絵の中の人物の目線にアイレベル
がきているので、間違っています。
アイレベルは観測者の目の高さに来るはず
なので。
こちらは、観測者(あなた)の目線の高さ
にアイレベルが来ているので正しいです。
補足ですが、
「地平線とアイレベルは同じ高さに来る」
ということを覚えておきましょう。
しかし、実際は地平線=アイレベルではない
という事も覚えておきましょう。
手前では、観測者の目の高さと地面の間に
距離がありますが遠く離れれば離れるほど
その距離が狭まり、
地平線に近づく頃には
同じ高さに来ているように見えると
いう事です。
それでは、実際にアイレベルを変える
事でどれだけ印象が変わるかイラスト
を交えて見ていきましょう。
下のイラストは、単純に一枚の縦長の
イラストを上下にずらしただけです。
アイレベルを上側に設定した構図です。
目の高さが上の方にあるので下を見て
いるような構図になります。
アイレベルを真ん中に設定した構図です。
目の高さが真ん中にあるので観測者が
立って見ているような構図になります。
アイレベルを下側に設定した構図です。
目の高さが下にあるので上を見上げて
いるような構図になります。
どうでしょうか。
このように一枚のイラストでも地平線を
どの位置に持ってくるかで印象が変わり
ます。
ですので、この技術を身につけていれば
完成した後、構図が気に入らなくても少し
アイレベルをずらすだけで普通のイラストを
魅力的なイラストに変化させる事が出来ます。
是非、この技術を身につけて
あなたの普通のイラストに変化を与えて
魅力あるイラストに変えてみてください。
あなたを底上げする1UPレッスン!!
さあ、あなたを今の状況から
1UPする為にすぐに行動に移しましょう。
今回あなたにやってほしいのは
風景の写真やパソコンの画像で
いいのでまず用意して下さい。
そして、その画像を上の部分だけ手で
遮ったり、下の部分を遮ったりして
見方が変化するのを感じてみてください。
そうすれば、あなたは今後1枚のイラストだけ
で色々な演出をだすとが出来るでしょう。
少しでも早くレベルアップしたいのであれば
行動しましょう!
それでは、今回はこれで失礼します。
今回の記事で何か感想などがあれば、
コメントなどをどんどん書いていただければ
と思います。
あなたと会話が出来ることを楽しみにしています。